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源河 次雄; A.Mutalib*; H.I.Komala*; M.Ramli*; Adang.H.G.*; M.Sayad*; E.Sovilawati*; W.R.Suparna*
近隣アジア諸国における原子力安全確保水準調査報告書, 0, p.254 - 266, 1996/02
核分裂法によるMo製品中のSr及びSr不純物を定量するためチェレンコフ計数法を適用した。チェレンコフ計数には、簡単な手動式液体シンチレーション計数装置を利用した。ストロンチウムの化学分離には最近開発されたクラウンエーテル系イオン交換カラムを使用した。Srをトレーサーとしたカラム収率の測定では、ほぼ100%の値を示した。また、同じくSrを使用して溶離性能を調べたところ完全に他の核分裂生成核種から分離されることがわかった。Srは直接チェレンコフ計数により測定可能だが、ベータ線エネルギーの低いSrは娘核種のYの量から計算により評価することとした。
滝上 誠*; 藤井 張生*; 石河 寛昭
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 227, p.571 - 575, 1984/00
被引用回数:7 パーセンタイル:69.79(Instruments & Instrumentation)液体シンチレーション計数装置を使用した場合のチェレンコフ計数法の最大の欠点は計数効率が低いことである。この欠点を除去するために、波長変換体としてPPOを用いると、強い指向性を有するチェレンコフ光が等方性の蛍光に変わり、計数効率が著しく向上することを見出した。
滝上 誠*; 石河 寛昭
Radioisotopes, 27(3), p.123 - 127, 1978/03
液体シンチレーション計数装置によるチェレンコフ測定において、測定試料と波長変換体とを分離して測定するジオメトリーを考案し、このものによってチェレンコフ計数を著しく改善することができた。波長変換体として蛍光量子効率の高いbutyl-PBDを固溶体および液体溶液の形で使用した。本法によると、波長変換体を測定試料中に混和する従来法の多くの欠点を除くことができるほか、特に試料調整がすこぶる容易になるためルーチン測定に適する。